激変するベトナム・ホーチミンのリアル 熱気立つ街の最新現場ルポ
かつてバックパッカーの聖地として知られたブイビエン通りやファングーラオ通り周辺の雰囲気は、いまや大きく姿を変えた。かつての雑多な熱気を残しつつも、治安の維持と歩行者環境の整備が進み、夜になると最先端のライティングが街を彩るナイトライフの拠点へと進化を遂げている。
歴史的な1区の中心部では、フランス colonial 建築の代表格である中央郵便局やサイゴン大聖堂の周辺に、若者や外国人駐在員が集うオーガニックカフェやセレクトショップが次々と誕生している。一方で、サイゴン川を挟んだ2区(トゥードゥック市タオディエン地区)へ足を延ばせば、そこには異国情緒あふれる静謐なクリエイティブエリアが広がる。ヴィラを改装したレストランやサステナブルを掲げるアパレル店が立ち並び、従来の観光イメージを一新する洗練された空間が旅行者を魅了してやまない。