火曜10時ドラマの覇権争い!名作の系譜と今期話題作の裏側を追う
火曜ドラマの歴史を語る上で避けて通れない金字塔が、『逃げるは恥だが役に立つ』だ。主演を務めた新垣結衣の圧倒的な魅力と、脚本家・野木亜紀子による緻密なストーリーテリングが見事に融合。「契約結婚」という斬新な切り口を通じ、家事労働の価値や多様な生き方の選択肢を提示した。
エンディングの「恋ダンス」は国境や世代を超えて模倣され、日本のテレビドラマにおけるバイラルマーケティングの教科書となった。単なる恋愛ドラマの枠組みに収まらず、現代社会の歪みや生きづらさを軽やかに包み込む。この作品の成功によって、火曜10時は「今見るべき旬のメッセージが詰まった枠」として視聴者に決定的に印象づけられた。