華麗なる政治家一族の光と影――「小泉家」が日本政界に君臨し続ける理由と、2026年に動き出す新たな地殻変動
又次郎の娘婿となったのが、小泉純也(旧姓・鮫島)だ。防衛庁長官を務めた彼は、鹿児島から小泉家に婿入りし、激しい選挙戦を勝ち抜いて地盤を死守した。しかし、小泉家が本当の意味で「日本の支配者」となったのは、その息子である小泉純一郎の登場を待たねばならなかった。
純一郎は当初、自民党内で「変人」と揶揄され、非主流派の辛酸をなめ続けた。だが、2001年の総裁選で「自民党をぶっ壊す」と叫び、圧倒的な支持を得て首相に就任。郵政民営化を強行し、日本政治の風景を一変させた。この時期、小泉家は名実ともに日本で最も強力な政治ファミリーへと変貌を遂げたのである。