ホラー漫画界の異才・児嶋都の凄み!代表作の系譜から最新の噂まで
児嶋都の真骨頂とも言える代表作の系譜において、筆頭に挙げられるのが『眼球都市』だ。都市伝説の不気味さと身体変容の恐怖を、過剰なまでに緻密なタッチで表現したこの作品は、当時のホラー読者の脳裏に強烈な爪痕を残した。視線の恐怖や粘膜の質感すら伝える画面構成は、今なお色褪せることがない。
さらに、童話や古典文学の解体再構築においても彼女の手腕は光る。代表的な一作である『怪奇版シンデレラ』では、華やかなシンデレラストーリーの裏側に潜む嫉妬、肉体損壊、そして執着の念をグロテスクかつ華美に描き出した。KADOKAWAから刊行された『コミック怪』などの専門誌で発表された短編群もまた、ダークファンタジーの到達点として高い評価を獲得している。