『黒子のバスケ』青峰大輝の覚醒秘話と「最強」名言の真実に迫る
高校進学の際、彼が選んだ舞台は桐皇学園高校だった。新興校でありながら勝利至上主義を掲げるこのチームで、彼はセオリーを無視した自由奔放なプレイスタイルを極限まで研ぎ澄ませていく。
彼の真骨頂は、幼少期からストリートコートで培った型にハマらないバスケットボールだ。従来のフォームに囚われない不規則なドライブ、体勢を極限まで崩しながら決めるフォームレスシュート。解説者すら予測不可能なその動きは、物理的限界に挑むアニメーション表現としてもアニメ業界に大きなショックを与えた。
練習をボイコットし、試合後半からふらりと現れて一人で試合をひっくり返す。チームプレイを拒絶し、個の圧倒的力のみで全てを粉砕する姿は、視聴者に強烈なインパクトを残した。だが、それほどの圧倒的強さを見せつけながらも、彼の瞳の奥には常に「自分を叩きのめしてくれる本物のライバル」を待ち焦がれる飢えが存在していた。