海外で大トラブル?知らずに使うと危険なハンドサイン徹底解説
感情やコミュニケーションの分析で知られる心理学者ポール・エクマンの研究によると、人間の顔の表情には世界共通の普遍性が観察される一方で、手や身体を使った「ボディランゲージ」やエンブレム(特定の手信号)は、地域や文化によって完全に学習される性質を持つ。つまり、生まれ持った表情とは異なり、手振りの意味合いは共同体ごとに書き換えられるのだ。
非言語コミュニケーションの大部分を占めるジェスチャーは、無意識のうちに伝達されるため修正が難しい。「笑顔を見せておけば大丈夫」という甘い考えは、手元で作ったNGポーズ一つで崩れ去る。文化的な背景を無視して自身の習慣的なジェスチャーを突き通すこと自体が、海外においては大きなリスクをはらんでいる。