2026年の視覚カルチャー:なぜ今「花のイラスト」が都市生活者の心を捉えて放さないのか
トレンドの周期において、かつての昭和レトロなファンシーイラストや、70年代のボタニカル柄の再評価がピークを迎えている。ただし、単なる過去の焼き直しではない。クリアな発色と、無駄を削ぎ落とした洗練されたシルエットを組み合わせた「ニュー・ボタニカル」と呼ばれるスタイルだ。
どこか懐かしく、同時に新しさを感じさせるデザイン。アクリルキーホルダーやスマートフォンケース、刺繍パッチなど、手軽な身の回りの雑貨として買い求める若者が後を絶たない。「古着との相性が抜群で、身につけているだけで気分が華やかになる」と、SNS上での投稿も絶えない人気ぶりだ。