浅丘ルリ子と小林旭が歩んだ熱愛と破局!昭和の銀幕を焦がした真実
二人の出会いは運命的だった。撮影所で顔を合わせるたび、自然と惹かれ合っていった二人は、いつしか公私ともにかけがえのないパートナーとなっていく。オープンカーでのドライブ、夜を徹して語り合った将来の夢。当時の熱愛ぶりは、現代のタレント熱愛報道とは比べものにならないほどの社会的インパクトを持っていた。どこへ行ってもカメラが追い、ファンが歓声を上げる。その過剰な熱狂は、二人の純粋な感情を容赦なく芸能界の巨大なビジネスの渦へと巻き込んでいった。
結婚を真剣に意識し、互いの人生を重ね合わせようとした矢先、二人の前に立ちはだかったのは周囲の思惑と環境の激変だった。周囲からのプレッシャーや事務所の意向、そして何よりも互いが背負っていた「スターとしての看板」が、二人の距離を少しずつ狂わせていく。やがて訪れた別れの日。涙を堪えて互いの道を歩むことを選んだ決断の裏には、愛していたからこそ身を引いたという、言葉に尽くせない苦悩と深い敬意が存在していたのだ。