封印された日本人全滅の悪夢とは?新史料が暴く尼港虐殺の真実

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包囲された領事館の中で、外交官として最期まで居留民の保護に奔走したのが石田虎松副領事である。降伏勧告を拒否し、公文書を灰にしたのち、石田領事は妻子とともに自決の道を選んだと伝えられる。

パルチザンは領事館に火を放ち、生存者を容赦なく銃殺・刺殺した。犠牲になったのは軍人だけではない。女性、子ども、医師、看護婦に至るまで、収容所に押し込められた人々は極寒の牢獄で拷問を受け、初夏を迎える5月下旬、アムール川の氷解とともに全員が河畔で惨殺され、水底へと沈められた。生き残った日本人は、わずか数名に過ぎなかった。

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