防衛医大の難易度と学費免除の裏側!倍率突破の対策と医官キャリア
医学教育のカリキュラムそのものは、文部科学省の規定に準拠しており、解剖学や生理学、臨床医学など一般医大と同じ高度な医学知識を網羅する。だが、防衛医大の真骨頂はそこに上乗せされる軍事・防衛関連の独自教育にある。銃創や爆傷の治療、NBC(核・生物・化学)兵器への対応、過酷な環境下でのトリアージなど、特殊な状況を想定した防衛医学講座が必修だ。
さらに、長期休暇中には自衛隊の駐屯地や演習場での厳しい訓練が待っている。ほふく前進や行軍、基本教練、野外衛生実習など、泥にまみれながら体力と精神力を極限まで削るプログラムが組まれている。救急医学の現場において、極限状態でも冷静沈着に判断を下すメンタルは、こうした過酷な訓練の積み重ねによって叩き込まれる。