エースの宿命「背番号18」の真実!山本由伸が背負う系譜と重圧
日本におけるエースナンバーの起源を辿ると、読売ジャイアンツの黄金期へと行き着く。伝説の右腕・藤田元司が身にまとい、勝利を義務づけられた宿命の布石を打った。力でねじ伏せる剛腕のみならず、クレバーな投球術と鋼の精神力を併せ持つ者だけがその資格を得る。
その系譜を決定づけたのが桑田真澄の存在だ。プロ野球史に刻まれる数々の名勝負で、桑田は洗練された投球フォームと緻密な配球論を武器に打者を牛耳った。打球が飛んだ瞬間の鋭いフィールディング、マウンド上での端正な佇まい。日本野球機構 (NPB) の舞台において、「18番=完全無欠のエース」という揺るぎない共通認識をファンの脳裏に焼き付けた立役者である。