「街道のお邪魔蟲」とは何か?トラック界最大の巨大組織が放つ異彩
日本のトラック文化の原点は深い。かつて菅原文太が銀幕で暴れまわった映画『トラック野郎』シリーズや、哀川翔主演の『デコトラの鷲』に描かれた世界観は、日本の路上に独自の美学を根付かせた。ギラギラと輝く電飾やド派手なペイントを施したデコトラや古き良きアートトラックの伝統は、時代とともに姿を変えつつも、確実に現代のドライバーへ受け継がれている。
近年、自動車製造業が世に送り出すトラックは、環境性能や安全装備が飛躍的に向上した最新鋭の車両が主流だ。かつてのような派手な改造を施す車両は減ったものの、車内に漂う「トラック愛」や仲間を想う熱量まで消えたわけではない。その情熱の受け皿となったのが、形を変えて誕生したコミュニティなのだ。