エクセルで漢字検索がヒットしない原因は?旧字体や関数テクまで完全網羅
漢字の正確な表記が思い出せない場合や、文字列の一部に含まれる漢字を柔軟に抽出したい場合は、ワイルドカードを使ったあいまい検索が極めて有効です。エクセルの検索機能や対応関数では、任意の複数文字を表す「(アスタリスク)」や、任意の1文字を表す「?(クエスチョンマーク)」を活用できます。例えば「藤*」と指定すれば、「佐藤」「伊藤」「藤原」「加藤木」といった漢字を含むすべてのレコードを網羅できます。
数式内で漢字の位置を特定したり検索判定を行ったりする場合は、FIND関数とSEARCH関数の使い分けがポイントです。
FIND関数は大文字・小文字を厳格に区別しワイルドカードが使えませんが、SEARCH関数はワイルドカードに対応しており、大文字小文字の差異も柔軟に吸収します。さらに最新のエクセル環境であれば、動的配列数式であるFILTER関数と組み合わせることで、特定の漢字を含む行だけを瞬時に別表へ抜き出すことが可能です。
=FILTER(A2:C100, ISNUMBER(SEARCH("東", B2:B100)), "該当なし")
上記の数式を1つ入力するだけで、B列の漢字の中に「東」の文字を含むデータ行がリアルタイムにスピル配列として展開され、オートフィルタを手動で操作する手間すら不要になります。