エビの赤ちゃんが水槽で全滅?稚エビの生存率を高める飼育術と注意点
飼育しているエビの種類によって、繁殖の難易度と生態は根本的に異なります。この違いを理解していないと、いくら抱卵しても稚エビを育てることはできません。
国内で流通する代表的なエビの繁殖特性を比較整理しました。
多くの初心者が陥る罠がヤマトヌマエビの繁殖失敗です。ヤマトヌマエビは頻繁に抱卵しますが、孵化して生まれるのは親の姿をしたエビではなく「ゾエア」と呼ばれるプランクトン幼生です。ゾエアは淡水中では数日で死滅してしまうため、孵化直後に塩分濃度約70%〜100%の汽水・海水環境へ移し、海産クロレラなどを与えて育てる専用の汽水飼育設備が不可欠となります。
一般的な淡水アクアリウムで水槽内繁殖を楽しみたい場合は、最初からミナミヌマエビやチェリーシュリンプ、あるいは水質管理を徹底した上でのレッドビーシュリンプを選ぶのが確実です。