広島空港直結の壮大な名庭!三景園の絶景美と知られざる鑑賞術
この広大な庭園の設計を手掛けたのは、昭和から平成にかけて日本の造園・ランドスケープアーキテクチャ界を牽引した鈴木昌道である。彼が追求したのは、単なる過去の模倣ではない「伝統と現代の融合」だった。
園内は典型的な築山池泉回遊式庭園の構造をベースにしつつも、大胆な幾何学的石組みやモダンな直線の橋が配され、訪れる者に心地よい緊張感を与える。日本庭園が本来持つ自然崇拝の思想を尊重しながら、現代建築の美意識を融合させた空間構成は、ランドスケープデザインの金字塔と呼ぶにふさわしい仕上がりだ。歩を進めるごとに風景のフレームが劇的に切り替わる視界の仕掛けは、建築や美術を志す専門家からも高い注目を集め続けている。