読めない超珍名「五百旗頭」の正体!衝撃のルーツと華麗なる一族
五百旗頭という名を全国区の信頼へと押し上げた最大の功労者は、政治学者であり歴史家として戦後日本外交を牽引した五百旗頭真(いおきべ・まこと)だろう。神戸大学名誉教授を務め、小泉純一郎政権から民主党政権期にかけて歴代首相の外交・安保政策のブレーンとして重きをなした重鎮だ。とりわけ防衛大学校の校長を務めた時期には、自衛隊の幹部教育にリベラルな視座と深い歴史認識を植え付け、プラグマティックな安全保障論を説いた。
阪神・淡路大震災や東日本大震災の復興構想会議議長としても現場の指揮を執り、国家の危機に常に冷静な羅針盤を示し続けた五百旗頭真。その学究精神は親族にも脈々と息づいており、東京大学大学院法学政治学研究科教授の五百旗頭薫(いおきべ・かおる)をはじめ、日本政治外交史の第一線で活躍する学者を輩出している。権力におもねることなく客観的な史実を積み重ねる姿勢こそ、この一族の真骨頂と言える。