冬の抱っこ紐は着せすぎ注意!赤ちゃんの安全を守る最新防寒テク
「寒そうだから」と何層もの厚着をさせ、さらに上からブランケットで隙間なく覆う——この親心こそが、冬の抱っこ紐における最大の落とし穴となり得る。現場の小児科専門医たちが警鐘を鳴らすのは、冬場であっても抱っこ紐の内部で赤ちゃんの体温が異常上昇する「う熱(うねつ)」のリスクだ。赤ちゃんは大人と比べて体温調節機能が未発達で、汗をスムーズに発散させて体温を下げる能力が低い。親の胸元と密着する抱っこ紐内はそもそも保温性が高いため、過度な防寒によって熱中症に似た状態へと陥る危険すら潜んでいる。
抱っこ紐から赤ちゃんを出したとき、背中がじっとりと汗で濡れていたり、顔が赤く火照っていたりするのは明らかに「着せすぎ」のシグナルだ。冷えを防ぐ視点と同じくらい、「不要な熱を逃がせる通気性の確保」が冬の安全な抱っこには不可欠なのである。