東北の物流危機を救うか?二本松インター周辺で起きている地殻変動

東北の物流危機を救うか?二本松インター周辺で起きている地殻変動の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

「このままでは関東から青森や秋田まで、その日のうちに荷物を届けることが不可能になる」。ある運送会社の幹部は危機感をあらわにする。トラックドライバーの年間時間外労働上限が規制され、従来の強引な長距離直行ルートは法令上立ち行かなくなった。地域社会のライフラインを支える貨物自動車運送事業にとって、輸送能力の激減は事業の根幹を揺るがす深刻な事態だ。

業界団体の全日本トラック協会が行った意識調査でも、東北エリアにおける輸送効率の低下を懸念する声が突出し、約7割の事業者が「従来通りの配送スケジュール維持は不可能」と回答している。特に問題視されているのが、拠点間での無駄な荷待ち時間と、空車での復路輸送だ。これを解消しない限り、輸送コストは跳ね上がり、サプライチェーンの維持そのものが困難になる。

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