ディーラーのタイヤ交換は本当に高い?工賃の格差とプロの裏事情
法定点検の案内時に「タイヤの溝が減っているため交換が必要です」と提示され、提示された高額な見積もりに驚いた経験を持つドライバーは多い。国土交通省が定める道路運送車両の保安基準では、タイヤの溝の深さは1.6mm以上(スリップサインの露出がないこと)と規定されているが、店舗側は安全マージンを考慮して3.0mm前後で交換を推奨してくるのが一般的だ。
定期点検用タイヤ交換を打診された際は、即決を避けて現状の残り溝の深さ(mm単位)と偏摩耗の有無、ゴムのひび割れレベルを数値で確認する癖をつけたい。残り溝がまだ十分にある状態であれば、次回のオイル交換や半年後のセーフティチェックまで引き延ばすことも十分可能だ。提案されたタイヤの銘柄とサイズをメモし、他店での実売価格と比較検討する時間的猶予を確保することが、無駄な出費を防ぐ防衛策となる。