電気の消し忘れで損する額は?一晩放置の驚愕コストと即効節電術
家庭向け電気料金は、単に使った分だけのリニアな請求ではない。大手電力各社が設定する従量電灯プランは段階制を採用しており、使用量が増えるほど後半の単価が高くなる仕組みが一般的だ。
東京電力エナジーパートナーや関西電力をはじめとする各社エリアでは、基本料金に加え、使用電力量に応じた従量料金が第1段階から第3段階へとステップアップする。つまり、日頃から電力使用量が多い世帯ほど、消し忘れによる追加電力に「最も割高な第3段階単価」が適用され、損失のスピードが加速する。さらに毎月の請求書には、化石燃料の調達コストを反映する燃料費等調整額とともに、国全体のクリーンエネルギー導入を支える再生可能エネルギー発電促進賦課金が1kWhごとに一律で加算されている。
何気ない放置電力に対しても例外なく再エネ賦課金が乗せられるため、生活者が意識している以上に「捨て金」の実質単価は高騰しているのが冷徹な現実だ。