プロ直伝のヘアバーム失敗しない選び方と理想の束感続く厳選15選
空前のナチュラル志向が定着した美容・ヘアケア産業において、ヘアバームの位置づけは大きな変容を遂げている。かつては一部の感度の高いスタイリストだけが愛用するマニアックな存在だった。それが今や、世代を超えて支持されるスタイリングの主役に躍り出ている。
歴史を振り返れば、原宿の伝説的サロン「BEAUTRIUM」の川畑タケル氏をはじめとするトップヘアデザイナーたちが、海外の自然派プロダクトを撮影現場で崩して使い始めたことが日本でのブームの火付け役だった。自然なツヤ感と適度な重みが生むニュアンスは、従来の固まるスプレーや合成ワックスでは決して再現できなかった表現力だ。
選び方で最も重要なのは、自身の髪質と目指す仕上がりを見極めること。軟毛でペタンとなりやすい人が重すぎるバームを選ぶと、ペタ髪の原因になる。逆に硬毛や多毛の人がライトなバームを使うと、時間が経つにつれて毛先が広がってしまう。固形油分の配合率と溶ける温度(融点)を確認することが、失敗しない選び方の鉄則だ。