デイゴの花が満開だと台風が来る?島唄の真実と2026年の開花情報
本州や九州、四国の街路樹や植物園などで「デイゴの花が咲いている」と見かけることがありますが、その大半は沖縄の県花である本物のデイゴ(梯梧)ではなく、近縁種の「アメリカデイゴ(海紅豆)」や交配種の「サンゴシトウ(菱葉デイゴ)」です。これらは見た目や生態に明確な違いがあります。
それぞれの決定的な見分け方を整理しました。
・デイゴ(標準和名:梯梧)
耐寒性が極めて低く、南西諸島以外での屋外越冬は困難。花は上に向かって平たく開くように咲き、色は鮮烈なスカーレット(朱赤色)です。葉の形状は幅が広い卵型で、春に花が咲いた後に葉が本格的に茂る傾向があります。
・アメリカデイゴ(別名:カイコウズ)
南米原産で比較的耐寒性があり、関東以西の温暖な地域であれば本州の屋外でも越冬・開花します。花びらが筒状にすぼまったような独特の舟形をしており、色はより濃いワインレッド(暗赤色)です。初夏から秋にかけて(6月〜9月頃)何度も繰り返し咲く特徴があります。
・サンゴシトウ(菱葉デイゴ)
アメリカデイゴと別種を交配して作られた園芸品種。葉が菱形(ひしがた)に近い形状をしており、サンゴのように細長い筒状の花びらを放射状に咲かせます。公園の花壇などで広く親しまれています。