ダルビッシュ有「完全試合未遂」の真相|9回2死の衝撃と海外の反応

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2013年4月2日、ヒューストンで行われたヒューストン・アストロズ対テキサス・レンジャーズの開幕第2戦。先発マウンドに上がったダルビッシュ有投手は、初回からまさに異次元の投球を披露していました。最速98マイル(約158キロ)の剛速球に、打者の手元で鋭く曲がり落ちる魔球スライダー、さらには緩急自在のスローカーブを織り交ぜ、アストロズ打線を手玉に取り続けます。

回が進むごとに球場の空気は異様な緊張感に包まれていきました。スコアボードにはアストロズの「H(安打)」も「E(失策)」も「BB(四球)」も一切点灯しないゼロの行進。三振の山を築き上げ、7回を終えて11奪三振、8回を終えて13奪三振。敵地でありながら、スタンドを埋め尽くした地元ヒューストンのファンからも、歴史的瞬間を目撃しようとダルビッシュ投手を後押しする割れんばかりの歓声と拍手が巻き起こっていました。

9回のマウンドに上がったダルビッシュ投手は、先頭の代打ジェイソン・カストロを空振り三振、続くカルロス・ペニャをセカンドゴロに打ち取ります。この時点で26者連続アウト・14奪三振。メジャーリーグ史にわずか23人しか達成者のいなかった「完全試合」の偉業まで、残すはあとアウト1つとなりました。

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