「単なるブーム」は終わった――2026年、変貌するK-Popグローバル市場のリアルと地殻変動
2026年のトレンドを語る上で外せないのが、3DグラフィックやAI技術を用いたバーチャルアイドルの台頭だ。当初は「不気味の谷」を懸念する声も多かった海外市場だが、蓋を開けてみれば、Z世代を中心に爆発的な支持を集めている。特にDiscordやTwitchといったプラットフォームとの親和性が高く、物理的な距離を感じさせない双方向のコミュニケーションが熱狂を生んでいる。
「人間ではない存在に、ここまでの感情移入ができるとは思わなかった」。ロサンゼルスに住むあるファンはメディアのインタビューにそう答えた。スキャンダルのリスクがなく、常に完璧な姿を見せるバーチャルアイドルに対し、海外のエンタメ業界も「IP(知的財産)ビジネスの究極の完成形」として熱い視線を送っている。