イギリス建国は何年?建国記念日がない理由と四つの国の成立史を解剖

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イギリスという巨大なモザイク国家の根幹をなすイングランドにおいて、国家体制の決定的な基盤が築かれたのは1066年のことでした。フランスのノルマンディー公ギヨームがドーバー海峡を渡り、ヘイスティングズの戦いで勝利を収めてイングランド国王ウィリアム1世として即位した事件、いわゆる「ノーマン・コンクエスト(ノルマン征服)」です。

それ以前のアングロ・サクソン時代にも七王国(ヘプタルキー)を統合した統一王朝は存在していましたが、ウィリアム1世はイングランド全土の土地・財産を調査した「ドゥームズデイ・ブック(土地台帳)」を作成し、強力な封建制度と中央集権的な統治システムを敷きました。

この1066年以降、外国勢力による本土征服を一度も受けることなく王統が現代のチャールズ3世に至るまで継承されているため、「実質的なイングランドの建国」を問われた際には、このノルマン朝の誕生が最も確固たる歴史の起点として位置付けられています。

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