牡蠣にあたるとどうなる?潜伏期間や激しい下痢への応急処置ガイド
猛烈な嘔吐や下痢に襲われた際、絶対に避けるべきなのは、自己判断で市販の下痢止め(止瀉薬)を服薬することだ。体内のウイルスや毒素を排出排泄しようとする生体防御反応を薬で止めてしまうと、病原体が腸管内に留まり、かえって症状が悪化・長引くリスクがある。
応急処置の肝となるのは、徹底した水分と電解質の補給だ。激しい排泄によって体内の水分と塩分が急激に失われるため、単なる白湯や水ではなく「経口補水液」の摂取が推奨される。日本消化器病学会のガイドライン等でも示されている通り、微量のナトリウムと糖分が絶妙なバランスで配合された経口補水液は、弱った小腸からの吸収効率が極めて高い。一気に飲むと胃を刺激して吐き気を催すため、スプーン1杯ずつ、あるいはペットボトルのキャップ1杯程度を数分おきにチビチビと口に含ませるのが最大のコツだ。