【2026年最新】お台場は何区?実は3つの自治体に分断されていた!フジテレビ・ビッグサイト・船の科学館の知られざる境界線

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なぜ、これほどまでに複雑な行政区分が生まれたのだろうか。時計の針を昭和から平成へと巻き戻してみよう。

お台場のルーツは、江戸時代末期に黒船来航に備えて作られた海上砲台「台場」にある。その後、昭和の高度経済成長期を経て、東京湾の埋め立て事業(13号地・14号地など)が本格化。かつては「ゴミの島」とも呼ばれた広大な埋立地が、1990年代に入り「臨海副都心」として劇的な変貌を遂げることになった。

ここで持ち上がったのが、「この新しい土地をどの区の領土にするか」という激しい自治体間の対立だ。港区、江東区、品川区の3区がそれぞれ歴史的つながりや海岸線の延長、さらには将来的な固定資産税収入を主張して一歩も譲らない事態に発展した。

最終的に1996年、調停案を受け入れる形で3区による分割調停が成立。港区が約10%、品川区が約13%、そして最も広い約77%の領域を江東区が取得することで決着した。現在私たちが目にする入り組んだ境界線は、かつての壮絶な「平成の領土争い」の名残なのである。

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