「刑務所の食事は豪華すぎ」は本当か?塀の中の献立と税金の真実

「刑務所の食事は豪華すぎ」は本当か?塀の中の献立と税金の真実とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

では、平時の食事は一体どのようなものなのか。法務省矯正局が定める基準によると、受刑者1人あたりの1日の主食・副食費(予算ベース)は、およそ500円〜600円程度。つまり、1食あたりに換算すればわずか170円〜200円前後に抑えられている。

米と大麦を7対3、あるいは6対4の割合で混ぜ合わせた「麦飯」が主食のベースとなる。おかずは決して豪勢なステーキや刺身ではなく、徹底してコストを削ぎ落とした煮物、魚の切り身、練り物、野菜の和え物が中心だ。塩分は厳格に一日8グラム未満前後に制限され、油分も極限までカットされている。

管理栄養士監修メニューによって成人男性に必要なカロリー(作業強度に応じて約2,200〜2,600kcal)は過不足なく満たされているものの、味付けは極めて淡白。調味料の持ち込みや追加は一切許されない。受刑者にとって食事は「味わう楽しみ」ではなく、労働をこなすための「燃料補給」という位置付けに近い。

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