朝磨いても舌がすぐ白くなる謎!専門医が鳴らす病気の警告と対処法
単なる一時的な汚れだと思って放置していると、取り返しのつかない症状を見過ごす危険がある。特に警戒すべきが、真菌(カビの一種)であるカンジダ菌が異常増殖して起こる「口腔カンジダ症」だ。免疫力が低下した高齢者や抗菌薬を長期服用中の人に加え、近年では激しい疲労やストレスを抱える現役世代での発症も目立つ。白く拭い去りにくい膜が張り、無理に剥がすと赤くただれて痛みを伴うのが典型的な特徴だ。
もう一つ切実なのが、強烈な臭いトラブルに直結する「口臭症」のリスクである。厚く積もった舌苔に潜む嫌気性細菌は、タンパク質を分解する際に硫化水素などの揮発性硫黄化合物を吐き出す。臨床現場の歯科医師は、「本人が気づかないうちに周囲へ不快感を与え、強い心理的ストレスを抱え込むケースが後を絶たない」と深刻さを指摘する。