常緑ヤマボウシが落葉する本当の理由とは?失敗防ぐプロの育て方
常緑ヤマボウシを健全に育てる成否は、植え付け場所の環境設計でほぼ8割が決まる。半日陰でも育つ落葉種と比べ、ホンコンエンシス系統はよりしっかりとした日当たり条件を要求する。
日照時間が1日に最低でも4〜5時間確保できる場所を選ぶのが基本だ。日照が不足すると花付きが著しく悪化し、枝が間延びして樹形が崩れる原因となる。一方で、西日が強烈に当たる場所やコンクリートの照り返しを受ける環境では、夏の葉焼けや極度の乾燥を招くため避けたい。
土壌は「水はけが良く、適度に保水性のある肥沃な弱酸性土」が理想だ。粘土質の土壌なら腐葉土やパーライトを深さ50cmまでしっかり混ぜ込み、高植え(盛り土をして浅めに植える)にすることで根腐れリスクを激減させられる。植え付け初期の2週間は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、活着を促すことが肝要だ。