Byd車の真価とは?テスラ超えを狙う最新Evの実力とリアルな罠
日本市場への先鋒となったミドルサイズSUV「BYD ATTO 3」は、そのダイナミックなデザインと充実したADAS(先進運転支援システム)で日本の目の肥えたユーザーを驚かせた。独自の回転式大型タッチスクリーンや個性的なインテリアには賛否両論あったものの、400万円台前半という価格設定で標準装備の豪華さは国産ハイブリッド勢の牙城を崩すに十分だった。
続いて投入されたコンパクトハッチバック「BYD DOLPHIN」は、全高を日本の立体駐車場規格(1,550mm以下)に抑えるという、BYD JAPAN株式会社の執念とも言えるローカライズが光る。日本の狭い路地を難なくすり抜けるサイズ感と、300万円台前半から手に入る手軽さは、日常のゲタ車としての電気自動車(BEV)の敷居を一気に引き下げた。
そしてフラッグシップサルーン「BYD SEAL」。低く構えた流麗なファストバックスタイルに、最高出力530馬力を誇るAWDモデルをラインナップする。停止状態から時速100キロまでわずか3.8秒で加速する暴力的なスペックを持ちながら、しなやかな足回りを実現したこのプレミアムセダンは、既存の欧州プレミアムEVすら脅かす完成度を誇る。