氷上からトヨタ社員へ!小塚崇彦が挑むスケート界とビジネスの革新
職務と並行して、ライフワークであるフィギュアスケートの普及活動もギアを上げている。その象徴が、日本の高度な金属加工技術を結集して開発された一体型スケート靴の刃「小塚ブレード」だ。自身の足裏感覚と工学的な精密さを突き詰めたこのプロダクトは、エッジの歪みを極限まで減らし、選手たちの怪我予防やパフォーマンス向上に貢献している。
さらに、裾野を広げるための実践の場として精力的に展開しているのが「小塚アカデミー」である。ここでは未来のトップ選手育成だけでなく、初めて氷に乗る子どもたちや一般愛好家に向けた指導プログラムを構築。難しい専門用語を排し、誰もが直感的に滑る楽しさを実感できるメソッドを確立した。全国のリンクを巡回しながらスケート教室を開催し、氷上スポーツへの心理的・物理的ハードルをひとつずつ取り除く地道な活動を続けている。