アイラモルトの王ラフロイグ10年!価格改定の真実と究極の飲み方
「正露丸」や「消毒液」と例えられるその強烈な個性。しかし、過激な第一印象だけで評価を下すのは早計だ。シングルモルト・スコッチ・ウイスキーのなかでも群を抜くアイコン的存在であるラフロイグ 10年の真骨頂は、強烈なインパクトの直後に訪れる官能的な「甘み」にある。
一口含めば、荒々しい燻煙の波が去った後に、バニラやココナッツを思わせるファーストフィル・バーボン樽由来の濃厚な甘みが広がる。長年マスターディスティラーを務めたジョン・キャンベル氏がこだわり抜いた樽管理の美学が、ここに見事に結実している。燻煙とフルーティーな甘みの完璧なコントラストこそが、世界中のファンを虜にしてやまない最大の秘密だ。