白熱のコート!バレー部Jk密着取材で見えた青春と強豪の真実
朝5時30分。静まり返った体育館に、真っ先に足音を響かせる少女たちがいる。全国屈指の強豪校として知られるコートの裏側では、想像を絶する凄烈な日常が繰り広げられていた。年間を通じて休みは数えるほど。全日本高等学校バレーボール選手権大会、通称「春高バレー」の頂点を目指す日々は、心身の限界に挑む地獄のような鍛錬の連続だ。
1本のアタック、数ミリのレシーブのズレ。監督の怒号が飛ぶ。「一歩の寄りが遅い!」。誰もが唇をかみ締め、再び位置につく。汗が床に大きな水滴を作っても、拭う暇すら惜しんでボールを追う。一見華やかに見えるコートの影には、爪を割り、あざをつくりながら泥臭く床を這い回る泥臭い時間が隠されている。
レギュラー争いの過酷さも尋常ではない。昨日までの親友が、今日はコートの定位置を奪い合うライバルになる。ベンチ外に弾かれた3年生が、涙をこらえながらコート脇でメガホンを握る姿。そこに宿る感情の濃密さは、観客の胸を強く締め付ける。