八王子「うめ八」至高の梅干し!職人の手仕事とギフト人気の真相
うめ八の味を支える根幹は、日本屈指の梅の産地である和歌山県の契約農家から届く紀州南高梅にある。南高梅の特徴は、果肉が驚くほど肉厚で柔らかく、皮が極めて薄いことだ。しかし、この「薄皮」こそが加工において最大の難関となる。少しでも乱暴に扱えば、繊細な果皮は容易に破れてしまうからだ。
機械任せの選別は行わない。熟練の職人が自らの指先の感覚だけを頼りに、傷のない特A級の果実を一粒ずつ手作業で選り分ける。天日干しの工程でも、日照の角度や風の抜け具合、その日の湿度に合わせて干し板を細かく移動させる。まさに自然と対話しながら進める職人技だ。塩分濃度と漬け込み期間の絶妙なコントロールにより、南高梅本来のフルーティーな甘酸っぱさを極限まで引き出している。