アリスのヤングオイスターはなぜ食べられた?トラウマ結末と人気の秘密
映画本編では間違いなく全滅してしまったヤングオイスターですが、ファンの間では「生き残った個体がいるのではないか?」「実は裏設定で生存しているのでは?」という議論が長年交わされてきました。
結論から言えば、劇中劇『セイウチと大工』のストーリー内において生存した子供はいません。残されたのは空っぽの貝殻のみです。しかし、そもそもこのエピソード自体がトゥイードル兄弟の語る「教訓話(知らない人についていってはいけない)」という劇中劇の体裁を取っているため、アリスが迷い込んだワンダーランドの本筋の住人たちとはレイヤーが異なります。
この物語構造のおかげもあってか、近年のゲーム作品(『キングダム ハーツ』シリーズや『LINE:ディズニー ツムツム』)や東京ディズニーリゾートのパレード、各種スピンオフでは、ひとつの自立した愛されキャラクターとして元気に登場しています。劇中での悲壮な運命から解放され、マスコットとして生き生きと動き回る姿に、救われたような安心感を抱くファンも少なくありません。