アムウェイとMlmの真実|ねずみ講との違いや勧誘の手口と実態
アムウェイを巡るトラブルの多くは、製品そのものよりも「勧誘時のアプローチ手口」に起因しています。特定商取引法では、連鎖販売取引の勧誘を行う際、あらかじめ相手に対して「事業者名」「勧誘目的である旨」「取り扱う商品の種類」を告げなければならないと義務付けています(特商法第33条の2)。
しかし、現場で行われてきた勧誘手口の多くは、このルールを意図的に無視した「ブラインド勧誘」でした。代表的なパターンには次のようなものがあります。
- マッチングアプリや街コンでの接近:恋愛や友達作りを装ってマッチングし、2〜3回目のデートで「将来の夢」「副業」「経済的自由」を口実にセミナーや先輩会員との面談に誘導する。
- 社会人サークル・イベントの主催:フットサル、BBQ、タワーマンションでのホームパーティー、料理教室などを開催し、仲良くなった段階でビジネスや製品の紹介を始める。
- 「人生の師匠」への引き合わせ:「尊敬するメンターがいる」「自由な生活を送っているすごい人に会わせたい」と語り、第三者を交えて多人数で断りにくい状況を作る。
こうした違法性の高い勧誘によって、知らず知らずのうちに契約を結ばされたり、大切な友人関係を換金対象として扱ってしまったりした結果、「友達関係の絶縁」や家族・知人からの信用失墜につながるケースが後を絶ちません。