アイコスの発がん性10倍説は本当か?論文の真相と最新リスクを検証

アイコスの発がん性10倍説は本当か?論文の真相と最新リスクを検証の真相について、専門知識を詳しくお届けします。

アイコスに関するよくある誤解の一つに、「タールがないから無害」「ニコチンも少ない」という思い込みがあります。

実測データによると、アイコススティックに含まれるニコチン量は紙巻きタバコとほぼ同等です。血中ニコチン濃度の立ち上がりも紙巻きタバコに極めて近いため、タバコ本来の強い依存性はそのまま残ります。

また、「タール」の表記についても注意が必要です。タールの定義は「タバコ煙から水分とニコチンを除いた総残留物(NFDPM)」であり、アイコスの蒸気中に含まれるグリセリンや水分などの残留物を測定するとタール相当の重量が検出されます。燃焼タールに含まれる発がん性タールとは中身が異なるものの、吸入された蒸気が気道粘膜や血管内皮機能に及ぼす慢性的な刺激、動脈硬化を促進するリスクは無視できません。

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