6メートルの壁を越えるしなり!棒高跳びのポールに宿る進化論
試合当日、ジャンパーのバッグには硬さや長さの異なる10本以上のポールが詰め込まれている。どの長さのポールを握るか、グリップの位置を数ミリ上げるか下げるか――その決断が勝敗を分ける。風向きの変化や気温、選手自身のコンディションによるわずかな助走スピードのズレが、ポールのたわみ具合を劇的に変えてしまうからだ。
世界を制するジャンパーたちは、ウォーミングアップの感触をもとに、パズルのピースを合わせるように最適な一本を選び抜く。自分の体重より重いレーティング(許容重量設定)の硬いポールをスピードでねじ伏せ、その強烈なしなりを垂直の推進力へと変える。細い筒一本に己の全存在を預け、虚空へと身を躍らせる挑戦者たちのドラマは、これからも多くの人々を惹きつけてやまない。 (出典: 棒高跳び の 棒(Yahoo!ニュース))
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