20周年の2026年に巻き起こる怪現象——なぜ今「レジェンドガンダム」の再評価と争奪戦が止まらないのか
2024年に公開され、ガンダム史に残る興行収入を叩き出した劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。その余波は2026年の現在も冷めやらない。映画を機に『SEED』シリーズへ流入した新たなファン層が、過去のTVシリーズを掘り下げる過程で注目したのが、劇中後半に投入されたザフトの最新鋭機だった。
放送当時の2000年代半ば、主人公機であるデスティニーガンダムやストライクフリーダムガンダムの陰に隠れ、どこか不遇なポジションに甘んじていた感は否定できない。しかし、20年を経て作品全体を解像度高く見直す動きが定着。「ライバル機でありながら、これほど洗練された悪の美学を持つ機体はない」という評価が、若い世代を中心に急速に広がったのだ。