新井浩文の実刑と現在地|封印された名作の配信再開と復帰の真相

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事件の影響をもっとも直接的に被ったのは、彼が出演していた作品群だった。公開直前でお蔵入りを余儀なくされたのが、白石晃士監督による『善悪の屑』だ。人気コミックの実写化として完成していたにもかかわらず、劇場公開中止という最悪の結末を辿り、現在に至るまで日の目を見ていない。

一方で、草彅剛主演の『台風家族』のように、公開延期と再編集を経て劇場公開に漕ぎ着けたケースも存在する。さらに、彼の出世作となった豊田利晃監督の『青い春』をはじめとする過去の傑作群についても、一時はセル版DVDの回収やレンタル停止など、事実上の「作品封印」措置が取られた。優れた映像表現が、出演者個人の犯罪によって鑑賞の機会を奪われるべきなのかという議論は、ここから本格化することとなった。

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