【2026年8月満月】スタージョンムーンのピーク時間と方角・願い事の秘密
8月の満月が「スタージョンムーン(Sturgeon Moon)」と呼ばれる理由は、北米の先住民族が季節の移り変わりを把握するために用いていた農事暦にあります。
アメリカ北東部の先住民族(アルゴンキン族など)にとって、8月は五大湖水系で巨大な淡水魚「チョウザメ(Sturgeon)」の漁が最盛期を迎える時期でした。チョウザメは先住民の命をつなぐ貴重な食料資源であり、豊かな恵みをもたらす魚の到来を祝って、8月の満月にその名を冠したと伝えられています。
チョウザメは恐竜の時代から姿を変えずに生き残ってきた「生きた化石」としても知られ、長寿や生命力の象徴でもあります。当時の人々にとって、満月の明かりは夜間にチョウザメを捕獲するための重要な光源でもありました。
なお、アメリカの民間暦『オールド・ファーマーズ・アルマナック(The Old Farmer's Almanac)』によると、8月の満月には先住民族の地域や部族ごとに異なる別名も存在します。
・グリーンコーンムーン(Green Corn Moon):トウモロコシの実が熟し始める時期を表す呼び名
・グレインムーン(Grain Moon):大麦や小麦などの穀物収穫期を祝う呼び名
・レッドムーン(Red Moon):夏の熱気や煙・霞によって地平線近くの月が赤く見えやすい現象に由来する呼び名