2026年最新版|時を超えて感性を揺さぶる「宮城の博物館・美術館」完全ガイド:歴史・アート・デジタル体験の最前線
仙台の歴史を語る上で欠かせない本丸、それが青葉山の緑に囲まれた「仙台市博物館」だ。ここでは伊達家寄贈の重要文化財をはじめ、国宝「奥州仙台藩主伊達家関係資料」など数万点に及ぶ貴重な史料が収蔵されている。
とりわけ見逃せないのが、漆黒の重厚感と細い三日月形の前立てが強烈な印象を残す「黒漆五枚胴具足(伊達政宗所用)」だ。洗練された意匠と凛とした静謐さは、400年の時を超えて今なお見る者の心を打ち震わせる。館内の鑑賞を終えたら、そのまま青葉城跡(仙台城跡)へ足を延ばすのが鉄板のルートだ。伊達政宗公の騎馬像が立つ高台から仙台市街を一望すれば、彼が描いた壮大な都市構想のパノラマが鮮やかに眼前に立ち現れる。