2026年、個人投資家の勢力図を変える「スクーバル トレード」の実像——勝率を跳ね上げる独自アルゴリズムと市場規制の波紋
もっとも、光が強ければ影も濃い。急拡大する市場の裏側で、金融庁(FSA)は「スクーバル トレード」を謳う海外無登録業者や、粗悪な自動売買プログラムを高額で売りつける悪質な情報商材業者への警戒感を強めている。すでに投資詐欺の相談件数は前年同期比で倍増した。
さらに規制当局が懸念しているのは、市場の流動性ショックだ。同一のスクーバル・アルゴリズムを積んだプログラムが一斉に同一方向の板を食いつくした場合、フラッシュ・クラッシュを誘発する懸念が指摘されている。欧州の規制機関(ESMA)でも、アルゴリズムの透明化と急変時のサーキットブレーカー義務付けに関する議論が進行中だ。