【2026年】春分の日とは?日付が変わる理由とぼたもちの謎を徹底解明
一般的に「春分の日は昼と夜の長さがちょうど半分(12時間ずつ)になる」と説明されがちですが、厳密な気象・天体観測データを照らし合わせると、実際には昼の方が約14分ほど長いという事実があります。
この現象には2つの科学的な理由が存在します。第1に、日の出と日の入りの定義です。天文学では「太陽の中心」ではなく「太陽の頭(上端)が地平線から出た瞬間」を日の出、「太陽が完全に地平線下に沈みきった瞬間」を日の入りと定義しているため、太陽の直径分だけ昼の測定時間が長くなります。
第2に「大気差(たいきさ)」の影響です。地球の大気がレンズのような役割を果たし、地平線の下にある太陽の光を大気屈折によって浮き上がらせて見せるため、実際の位置よりも早く太陽が見え、沈む際も遅くまで見え続けます。この2つの複合的な要因によって、春分当日は実質的に「昼が約12時間14分、夜が約11時間46分」となり、昼の方がわずかに長くなります。